ちいさいおうち
「むかしむかし、静かないなかにちいさいおうちがたっていました。それは、ちいさいけれどとてもがんじょうにつくられた、 強いおうちでした」 こうして始まる「ちいさいおうち」は、1943年カルデコット賞に輝いた不朽の名作です。
ピンクのばら色をしたちいさいおうちは丘の上に建っています。ですが家の前に一本の道が完成してから、 ちいさいおうちの周辺もどんどんと変わっていきます。やがて道路はあちこちに延び、背の高い家やアパート、お店、車庫なども次々と完成、 ちいさいおうちを取り囲んでいきます。 とうとう住んでいた人たちも引っ越してしまい、ちいさいおうちは町の真ん中でひとりぼっち。 人工的な町の照明は明るすぎて、もはや太陽も月もわからない。 ぽつんと取り残され、町の中で窮屈そうにしている古ぼけたちいさいおうち。だが、ちいさいおうちを建てた子孫がちいさいおうちを発見し、 ちいさいおうちを田舎に移してやり、そこで幸せに暮らすというハッピーエンドです。
- バージニア・リー・バートン:文絵
- 石井 桃子:訳
- 岩波書店
- 3歳から
- ISBN:4001105535
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